電子竹林:Blog

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「マンデラの名もなき看守」- Goodbye Bafana -

ビレ・アウグスト監督。1968年、アパルトヘイト政策下の南アフリカ共和国。ロベン島の刑務所に赴任してきたジェームズ・グレゴリー(ジョセフ・ファインズ)、その妻グロリア(ダイアン・クルーガー)と二人の子供。公安の指名によりコーサ語が判るジェームズは反政府運動の首謀者ネルソン・マンデラ(デニス・ヘイスバート)の担当になるが…。マンデラが映画化を許した初めての作品、らしい。1990年マンデラ釈放までを描くが、中心はあくまでも看守ジェームズ。完璧な人種差別主義者が、やがて心を通わせ変化していく心理描写は巧み。棒術とかいいシーンだったな。派手さはまるで無いが、いい映画だと思う。

http://mandela.gyao.jp/about/