電子竹林:Blog

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「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」- Revolutionary Road -

サム・メンデス監督製作、リチャード・イエーツ原作。1955年米国、コネチカット州郊外の街レボリューショナリー・ロードの美しい家に住む、ビジネス機器会社に勤めるフランク・ウィーラー(レオナルド・ディカプリオ)と女優を目指すエイプリル(ケイト・ウィンスレット)、二人の子供たち。理想的カップルに見える二人の中にも不満が渦巻いていた…。家庭、結婚、子供、仕事という生きる事の束縛、束縛から逃れる自由への渇望、そして自由への渇望という束縛。かなり複雑な心理描写を、地味ながら巧みなエピソードの積み重ねで描く。その演出と二人の演技はやや過剰に感じられたのが残念。物語自体はなかなかいいんだが。実はイエーツ原作というのでアイルランドYeats原作だと最近まで思っていた…、大体、この時代には死んでるし(^^;)。

http://r-road.jp/