電子竹林:Blog

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「おっぱいバレー」

羽住英一郎監督、岡田恵和脚本、水野宗徳原作。1979年福岡県北九州、戸畑第三中学に臨時教員としてやってきた23歳の寺嶋美香子(綾瀬はるか)は、男子バレーボールの顧問にさせられる。"馬鹿部"と呼ばれる5人だけの駄目チームにやる気を出させるために、美香子は試合に勝ったらおっぱいを見せるという約束をしてしまうが…。予想を遥かに越えて面白い映画だった。この監督では5本目にして、やっとまともな映画を映画を見せてくれた。単純な話かと思いきや、美香子の中学時代、恩師との交流、前の中学での事件、第6のメンバー城、など上手く話が構成されていて最後は感動的にまとめている。使われている音楽も「渚のシンドバット」、「ルージュの伝言」、「HIRO」、「微笑みがえし」などなど時代感覚を盛り上げてくれる。フィンガー5「個人授業」は1973年だけどこれは主題歌。綾瀬はるかの中学時代を演じる大後寿々花がちょっとの出番だけど印象的。

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