電子竹林:Blog

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「鈍獣」

細野ひで晃監督、宮藤官九郎脚本。週刊誌編集者の静(真木よう子)は失踪した作家の凸川(浅野忠信)の行方を探し、相撲が生活の中心の田舎町ときわにやって来る。静は謎のホストクラブ"スーパーヘビー"で凸川の幼なじみの江田(北村一輝)、江田の愛人・順子(南野陽子)、警官の岡本(ユースケ・サンタマリア)、ホステスのノラ(佐津川愛美)たちと出会うが…。'04年に岸田國士戯曲賞となった舞台「鈍獣」の宮藤官九郎自身が映画用脚本を担当、舞台は未見。映像を観ていると、舞台の構成が見えてくるよう。基本的に馬鹿らしさの中に感動的な部分がありそうなんだけど、なんか感動につながっていかない。役者の演技で見せる部分も多く、そこは結構面白いのだけど、全体の面白さに繋がって来ない。退屈な部分も多い。消化不良で元の舞台が観たくなった。

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