電子竹林:Blog

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「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」- I Came with the Rain -

トラン・アン・ユン監督脚本。2年前サイコキラーの追跡をしていたクライン(ジョシュ・ハートネット)は刑事を辞め、今は探偵稼業。大手製薬会社の社長から、ミンダナオ島で孤児院を開いていた行方不明の息子シタオ(木村拓哉)の調査を依頼される。クラインはミンダナオ島から香港へ向かい友人の刑事メン・ジー(ショーン・ユー)と再会するが、そこで恋人リリ(トラン・ヌー・イェン・ケー)を溺愛するマフィアのボス・ドンボ(イ・ビョンホン)と出会う…。監督が監督だから、米中韓日の男性アイドルを集めただけの映画とは思わなかったがこれはイマイチ。出だしからはこれはイケるんじゃないかと思ったが、中盤から後半にかけてはグズグズ。テンポも悪くなり、独りよがりで、宗教臭く(キリストの受難)、説教臭い。ラストはまるでまとまっていない。リリがトラン・ヌー・イェン・ケー(「青いパパイヤの香り」主演、監督の妻)に似ているなと思ったら、当人だった。41歳には見えないなあ。グロ嫌い、虫嫌いな人は観ない方がいいかも。この映画はどうでもいいから「ノルウェイの森」はちゃんと撮ってよ…。(しかし、名前がなぜシタオ??)

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