佐藤東弥監督(初)、森本梢子原作。高校教師になって7年の熱血教師ヤンクミ(仲間由紀恵)こと山口久美子。赤銅学院高校の高杉(玉森裕太)たち新しい3年D組たちとはまだ打ち解けていないヤンクミだが、黒銀学院時代の教え子・小田切竜(亀梨和也)が教育実習生として現れる。そんな時、卒業生の風間(三浦春馬)が覚せい剤の事件で警察に追われる事になるが…。ドラマはまったく未見、原作はちょっとだけ読んだ事あるぐらい。総出演のせいで中心となる人物が弱く、物語の求心力が乏しい。映画的な見所も作れずに、まあ2時間ドラマな感じ。古典的な学園モノの面白さは感じるけど。仲間由紀恵の殺陣は見事な程にショボイなあ。監督はTV版の演出もやっている、ちなみに佐藤純彌(「北京原人」)の息子。
