電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「エッジ」上下

鈴木光司。18年前、突然の父親の失踪という過去を持つフリーライターの栗山冴子。2012年11月、冴子は一家4人が忽然と失踪した「藤村家失踪事件」を霊媒師の鳥居繁子、物理学者の磯貝、テレビマンの羽柴とともに追う事になる。また世界では謎の失踪事件が相次ぎ、星の消失が観測され、πの値が変化するなどの事件が起きる…。上巻は面白かったけど、後半で失速、最後はまったく陳腐。これは「リング」「らせん」「ループ」とまったく同じパータンの様でがっくり来た。途中の数学、物理の話とか理系オタク的には好きなんだけど、最後があれじゃあなあ。(マヤ暦の2012年12月冬至の人類滅亡説、に乗って映画化狙い??)

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