電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「Disney’s クリスマス・キャロル」字幕スーパー版

ロバート・ゼメキス監督脚本、チャールズ・ディケンズ原作。家族も友人も持たず、冷酷無慈悲、守銭奴の嫌われ者、ロンドンの下町で事務所を開くエビニーザ・スクルージ(ジム・キャリー)。あるクリスマス・イブの夜、かつてのビジネス・パートナーのマーレイの亡霊が現れ、三人の亡霊が訪ねて来ると告げる。予告通り、過去の亡霊、現在の亡霊、未来の亡霊が現れるが…。何度となく映像化されている物語ではあるが、これが一番好きかもしれない。役者の動きをキャプチャーしてCG化するゼメキスのパフォーマンス・キャプチャー作品も「ポーラー・エクスプレス」(id:zom-1:20041127#p1)、「ベオウルフ」(id:zom-1:20071202#p2)に続いて三作目。技術的には完成度も高く、特色の出し方が見えて来た気がする。脇役はまだ不自然だけど、見せ場の絵作りは素晴らしい。ベタにすると道徳的、宗教的、思想的になりがちな原作を、映像で上手くエンターテイメントにまとめていると思う。過去の亡霊のキャラが素晴らしくよい。

http://www.disney.co.jp/movies/christmas-carol/