ノーラ・エフロン監督。1949年、外交官の夫ポールの転勤でパリに移り住んだジュリア・チャイルド(メリル・ストリープ)。食べる事の大好きなジュリアはフランスの名門料理学校コルドン・ブルー(!)のプロ養成クラスに入門する。2002年、NYのピザ屋の二階に夫のエリックと引っ越したジュリー・パウエル(エイミー・アダムス)。911後の市民電話相談で働くジュリアは何かをやり遂げようと思い立ち、ジュリアのレシピ524種を1年間で作りあげてブログに載せる事を決意する…。ジュリア・チャイルド著「My Life in France」、ジュリー・パウエル「Julie & Julia」を元にした映画化。ジュリア・チャイルドの豊かな個性を表現するメリル・ストリープの演技の巧みさにまず驚かされる。それに比べるとエイミー・アダムスの演技は地味だが、まあ相手が悪いか。物語は時代感を上手く使い、適度にジョークが効いていながら勇気づけられる話。最後に一個、解決していない問題が気になるんだが…あれはどうなったんだろうか。(ジュリーのBlog→ http://blogs.salon.com/0001399/ 、実物のジュリアは例えば→ http://www.youtube.com/watch?v=LWmvfUKwBrg )(追記:実際のジュリアの身長は185cm 、ストリープは168cm。あの手この手でデカイ身長を演出しているんだけど、それが「ロード・オブ・ザ・リング」みたいだった)
