ゲイリー・マーシャル監督。LA、バレンタインデーの朝に花屋オーナーのリード(アシュトン・カッチャー)は恋人のモーリー(ジェシカ・アルバ)にプロポーズ、リードの友人で小学校教師のジュリア(ジェニファー・ガーナー)は恋人の医師のハリソン(パトリック・デンプシー)が出張するのが不満、リズ(アン・ハサウェイ)は新しい恋人のジェイソン(トファー・グレイス)とベットで目覚め、飛行機の中でホールデン(ブラッドリー・クーパー)は隣の軍服姿のケイト(ジュリア・ロバーツ)と知り合う…。まるで英国映画(ホントは英米合作だけど)「ラブ・アクチュアリー」(id:zom-1:20040313#p1)に対抗しようと、「プリティ・ウーマン」の監督を担ぎ出して有名俳優をかき集めて作った様な映画。だけど、俳優陣が豪華なだけでまるっきり盛り上がりに欠ける。「ラブ・アクチュアリー」の夢物語的な純愛さ(首相と秘書とかね)に対して、米国的な恋愛観なのか現実的過ぎてファンタジーとしての面白さが無い。それぞれのエピソードはそれなりに面白いのだけど。その他、キャシー・ベイツ、シャーリー・マクレーン、ジェイミー・フォックス、ジェシカ・ビール、エリック・デイン、パトリック・デンプシーとか、ホントに豪華。
