電子竹林:Blog

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「ナイト&デイ」- Knight and day -

ジェームズ・マンゴールド監督。カンザス州ウィチタへ妹の結婚式のための買い物に来ていたジューン(キャメロン・ディアス)は、ボストンへ帰る空港でロイ(トム・クルーズ)と偶然に知り合う。実はスパイのロイが持つ「ゼファー」を狙い、機上で格闘。飛行機は不時着する事になるが…。予告編からダメダメな感じはしたが、まあその通りの印象。巻き込まれ型、スパイものでラブ・ロマンス。アクションは派手だけど無駄な殺しだらけでスマートさが感じられない。大スターを起用したものの(「バニラ・スカイ」以来の共演)、こういう役には向かない年齢になっている。巻き込まれ型という事でなのか、ヒッチコックへのオマージュが色々な所で感じられる。「映画術 ヒッチコック/トリュフォー」で語られるマクガフィン(展開の動機付け)としての「ゼファー」とか。

http://movies.foxjapan.com/knightandday/