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「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」- 精武風雲・陳真 -

アンドリュー・ラウ監督撮影。第一次世界大戦中、ドイツ軍に攻められるフランスの前線で働くチェン・ジェン/陳真(ドニー・イェン)たち中国人労働者は多くの同胞を失い帰国。そして1925年上海租界、日本軍へのレジスタンスのメンバーとなっていたチェン・ジェンはナイトクラブ「カサブランカ」のオーナー、リウ・ユティエン(アンソニー・ウォン)に近づき、歌手キキ(スー・チー)と出会う…。主人公はブルース・リー「ドラゴン怒りの鉄拳」の主人公と同一人物で霍元甲の弟子、時代的には15年後ぐらい後になるのか。「ドラゴン…」の因縁が続いているので、観ている方がより楽しめると思う。フランスでの最初10分のアクションのムチャぶりはかなり面白くて期待したけど、上海になってからのアクションはイマイチ冴えない。ドニー・イェンは主演するには華がない、冴えないキャラなのも盛り上がりに欠ける一因。アンソニー・ウォンはあんまり活躍しないのも残念。「ドラゴン…」以上の反日なので、その手が嫌いな人は観ない方が懸命。

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