ジョン・フランケンハイマー監督、トマス・ハリス原作。ベトナム戦争で6年間捕虜となり祖国に裏切られたと感じるマイケル・ランダー(ブルース・ダーン)は、米国内で飛行船を使った8万人殺害テロを計画。アラブの「黒い9月」ダーリア(マルト・ケラー)の協力を得て、プラスチック爆弾の入手をはかる。一方、イスラエル軍特殊部隊カバコフ少佐(ロバート・ショウ)はベイルートでダーリアたちのアジトを急襲、米国内でのテロを察知するが…。「午前十時の映画祭」で観て来た。なんか100年ぶりに観た気がする。公開時から不遇でスクリーンにかかる事がほとんどなく、観ている人も少ない傑作。骨太の内容と撮影は今でも十分に面白い。前は気がつかなかったけど、字幕は随分と政治的配慮があって改変、省略されてるな。
