「アシュラ」

さとうけいいち監督、ジョージ秋山原作。15世紀半ば、飢饉や応仁の乱で荒廃した京都で産み落とされたアシュラ(声:野沢雅子)は獣同然に育っていく。そんな中で、法師(声:北大路欣也)、また心優しい少女・若狭(声:林原めぐみ)と出会っていくが…。原作は発禁分も含んで読んでいた。基本的には原作のイメージそのままで、コンパクトにまとめている。展開もそれなりにはメリハリがある。東映アニメーションの絵は荒っぽい印象だけど、実3Dモデリングで作り上げていて、まあ悪くない。しかし、今なぜ「アシュラ」なのか?、そこが一番不思議だ。お勧めするかと言えば、原作知っている人以外にはお勧めしないけど…。

http://asura-movie.com/