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「チキンとプラム-あるバイオリン弾き、最後の夢」- Poulet Aux Prunes -

マルジャン・サトラピ監督脚本原作、ヴァンサン・パロノー共同監督脚本。イラン、音楽家ナセル・アリ(マチュー・アマルリック)は妻(マリア・デ・メディロス)に愛用のバイオリンを壊さえ、代わりも見つからず、死を決意する。ベットの中で思い出すのは初恋のイラーヌ(ゴルシフテ・ファラハニ)の事など…。前作のアニメ「ペルセポリス」は未見。アニメっぽいシャレた表現は好きな所も多い。物語の半分は乗りきれなかった感じで、イラン人女性監督の心情が掴みきれない。特に妻ファランギースの立ち位置が分からないなあ。物語全体の焦点をどこで見ればいいのか、単なる成就しない恋物語では単純過ぎるし。暗喩かと思う表現もイマイチ理解出来ない。予告編しかしらないけど「ペルセポリス」の方が理解出来そう。

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