電子竹林:Blog

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「おしん」

冨樫森監督、山田耕大脚本、橋田壽賀子原作。明治40年、数えで7歳のおしん(濱田ここね)は小作・谷村家の父(稲垣吾郎)、母(上戸彩)、祖母と幼い兄弟たちと暮らすが口減らしのために材木店の奉公に出る事になる。ある時、おしんは奉公先のつね(岸本加世子)に50銭を盗んと疑われるが…。1983年NHK連続テレビ小説はちょっと見た事がある程度。映画は子供時代のみ。まあ、逆境に耐えるおしん像というのはそれなりに上手く出ているし、それを演じる濱田ここねは大したものだと思う。泉ピン子のオリジナルように母は厳しい事はなく、悪役はもっぱらつね。この辺はなんで改変したんだろうか、虐待とか気にしたマーケティングなのかなあ。とはいえ、これをリメイクする意味はまったく分からない。海外での人気から考えて海外向けコンテンツかもしれないが、それなら余計にリメイクしない方がいい気もする。

http://www.oshin-movie.jp