スコット・ワウ監督。父親の残した整備工場を経営し公道レーサーのトビー(アーロン・ポール)は、ライバルのディーノ(ドミニク・クーパー)とのレース中に親友を失い、無実の罪で刑務所へ。仮出所したトビーは、復讐のために年一回のストリート・レースのグランプリ「デレオン」へ参加するためにサンフランシスコへシェルビー・マスタングでジュリア(イモージェン・プーツ)と共に向かうが…。エレクトロニック・アーツのレースゲームがベースだがまるで知らなかった。公道レースの話で、予想よりは面白かったのだけど一般市民巻き込んでムチャし過ぎな感じ。親友の事故死には敏感だけど、一般市民その他を死に巻き込みそうな暴走には無頓着という感覚がまるで理解出来ない。警察とのチェイスだけならまだしも。CG使わないリアルな作りはいいんだけど、スーパーカーを事故らせりゃ痛快ってモンでもないと思う。これは監督がスタント出身だからだと思うが。そして、ジュリアやデレオンの主催者ザ・モナーク(マイケル・キートン)に何も裏がないというのが逆に驚き。ジュリアの存在って何だったんだろうか??
