スパイク・リー監督。1993年、離婚し最愛の娘ミナとも引き離されジョー(ジョシュ・ブローリン)は、見知らぬ部屋に20年間監禁され、そして突然解放される。ジョーは偶然に知り合ったマリー(エリザベス・オルセン)の助けを借りて、監禁場所を突き止め、そして謎のエイドリアン(シャールト・コプリー)を追いつめて行くが…。土屋ガロン(狩撫麻礼)+嶺岸信明のコミック原作で、韓国パク・チャヌク監督で映画化(id:zom-1:20041109#p1)のハリウッドリメイク。バイオレンス性はチャヌク版ぐらいだけど、特に長回しでの殺陣はスタイリッシュで迫力もありなかなかの見所。ジョーちょっと強すぎな感じはする。ラストや動機やアレコレは原作とも韓国版とも違う。どれがいいかという事も無いけど。原作好きとしては、原作の心理戦があまりないのはちょっと寂しいかな。とはいえ、リメイクする意味はあまり無かった気がする。チャヌク版でいいじゃん。
