電子竹林:Blog

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「グッバイ・アンド・ハロー ー父からの贈りもの」-Greetings from Tim Buckley-

ダニエル・アルグラント監督。1991年ニューヨーク。無名のミュージシャンで24歳のジェフ(ペン・バッジリー)は、顔を知らない父ティム・バックリィ(ベン・ローゼンフィールド)の追悼コンサートに招待され、演奏にも参加する事になる…。30歳で不慮の死を遂げたジェフ・バックリィの物語、ほとんど知らないので音楽自体にはあまり思い入れはない。抑えた演出と朴訥とした演技は、素朴なキャラを表現していていい。コンサートを作りあげる過程で父との関係性を再構築し、ラストの音楽に結びつけていく構成も上手い。アリー(イモージェン・プーツ)の存在は中途半端だけど、ま、しょうがないか。

http://buckleys.jp