電子竹林:Blog

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「ハイネケン 誘拐の代償」-Kidnapping Mr. Heineken-

ダニエル・アルフレッドソン監督、ピーター.R.デ・ブリーズ原作「The Kidnapping of Alfred Heineken(未訳)」。1983年、オランダのアムステルダム。銀行に融資を断られ建築会社が倒産したことからコル・ヴァン・ハウト(ジム・スタージェス)は、義兄ヴィレム・ホーレーダー(サム・ワーシントン)、弟ブレイクス、幼馴染カットとスパイクスの5人でハイネケン会長フレディ・ハイネケン(アンソニー・ホプキンス)と運転手の誘拐を実行するが…。実話ベースの物語。予告編での印象のアンソニー・ホプキンスをいい感じに使った心理的駆け引きの展開を想像したけど、物語はまったくの平凡。まあ実話だからしょうがないかと思うけど、もうちょっと"大金を持つか、大勢の友人を持つか、両方はありえない"というセリフに代表される意味をうまく使えなかったかなあ。「シンプル・プラン」的に味がもっと出せたと思うけど。

http://kidnapping.asmik-ace.co.jp