電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ハッピーエンドが書けるまで」- Stuck in Love-

ジョシュ・ブーン監督。小説家を目指す大学生サマンサ(リリー・コリンズ)は、感謝祭に家にもどり小説家の父ビル(グレッグ・キニア)、弟ラスティ(ナット・ウルフ)と過ごす。父はまだ元妻エリカ(ジェニファー・コネリー)に未練を残していたがサマンサはエリカを嫌悪していた。また、ラスティは同級生のケイト(リアナ・リベラト)の事が気になっていたが…。「きっ­と、星のせいじゃない。」(id:zom-1:20150222#p1)より前の監督デビュー作。「…星のせい…」が人気があったので急遽公開か。恋愛モノではあるが、ストレートでもなくかなりヒネリが効いている。愛に未練を持つ父、愛を信じない娘、愛に臆病な息子と三者三様な視点からの描き方がメリハリがあって楽しい。コレは無いだろうと思う所に落ち着くのが面白いし、なんとなく納得させられる曖昧さに逆にリアル感を感じてしまう。「…星のせい…」よりは好きかもしれない。スティーブン・キングの出演が驚き(声だけ)。

http://happy-movie.com