電子竹林:Blog

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「パディントン」-Paddington-

ポール・キング監督脚本、マイケル・ボンド原案。南米ペルーのジャングルの奥から英国の冒険家を頼って真っ赤な帽子の小さなクマがパディントン駅に降り立つ。言葉を話すクマを通行人は無視する中、ブラウン一家だけがクマのパディントンに親切にする。ブラウン家の父(ヒュー・ボネヴィル)はリスク管理者、母(サリー・ホーキンス)は挿絵画家、ほかにジュディ、ジョナサンの二人の子供と親戚のバードさん。そして博物館のミリセント(ニコール・キッドマン)がパディントンを狙い始めるが…。2014年の映画。子供向けかと思ったら、これは意外に面白い。単なる童話的ないい話だけでなくミリセントの存在が物語を上手くドライブする。ラストの盛り上げ方が絶妙、館内ではラストシーンで子供が「パディントーン」と叫んで応援してたのが印象的。CGも上手い(一部アニマトロニクスらしいが違いがよく分からなかった)。仏英映画らしく、やはりハリウッドとはちょっと一味違うエスプリ加減。

http://paddington-movie.jp