電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ザ・ウォーク」-The Walk-

ロバート・ゼメキス監督,フィリップ・プティ原作「マン・オン・ワイヤー」。フランス人の大道芸人フィリップ・プティ(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、サーカス座長のパパ・ルディ(ベン・キングズレー)の元で綱渡りの修行をするが、ある時ワールド・トレード・センターの記事を見てからそこで綱渡りをするという夢にとりつかれる。計画を練り、偵察を重ね、1974年8月7日に恋人のアニー(シャルロット・ルボン)や仲間と共に実行に移すが…。計画、仲間集め、実行と犯罪モノみたいな展開はなかなか上手いと思う。全体にまあまあな感じだが、印象的には偉業というよりは軽いお騒がせなフランス人の物語という感じ。これって綱渡りの話よりはワールドトレードセンターをハッピーな記憶で残して置きたい気持ちが強い映画かも。ドキュメンタリー映画の「マン・オン・ワイヤー」と内容的にはほとんど同じで、あの存在だけで十分だった気がする。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは役にはまってたけど、ドラマにする必要はなかった。

http://www.thewalk-movie.jp/