原田眞人監督、司馬遼太郎原作。石田三成(岡田准一)は、幼い頃に豊臣秀吉(滝藤賢一)に取り立てられてからの家臣。猛将の島左近(平岳大)、忍の初芽(有村架純)らが三成に仕えるようになるが、1598年8月秀吉逝去、1600年9月15日、総大将・毛利輝元の西軍と、徳川家康(役所広司)率いる東軍が関ヶ原で決戦することになるが…。司馬遼太郎の原作未読、石田三成を主軸に関ヶ原までのを描いていて、同じ原田眞人の「日本のいちばん長い日」(id:zom-1:20150809#p1) のスタイルに全体はかなり近い。多少の予備知識と興味があれば楽しめる。2時間半の2時間近くが合戦までの経緯で、合戦自体は短い。忍の初芽(有村架純)の出番多すぎな気もしたが、原作でも活躍しているらしい。山のように有名俳優が出てきて埋もれてしまっているが、小早川秀秋(東出昌大)は印象的。
