ソフィア・コッポラ監督、トーマス・カリナン原作。南北戦争中のアメリカ南部女子寄宿学園、園長ミス・マーサ(ニコール・キッドマン)、教師エドウィナ(キルステン・ダンスト)、生徒アリシア(エル・ファニング)たち7人がひっそりと暮らしていた。ある時、生徒エイミーがキノコ詰みの途中で負傷した北軍マクバニー伍長(コリン・ファレル)を見つけ、連れ帰るが…。1971年クリント・イーストウッド主演「白い肌の異常な夜」のリメイク、というか同じ原作。「白い肌…」と基本同じ展開だけど、より柔らかく美しいトーンの映像で描く南部の風景が、ソフィア・コッポラらしいし、それが物語の怖さを増している印象。ラストの方はちょっと違うけど、個人的にはこっちの方が好きかな。
