電子竹林:Blog

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「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」-I, Tonya-

クレイグ・ギレスピー監督。トーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は貧しい家庭で母(アリソン・ジャネイ)により、コーチのドディ(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)の元で厳しくフィギュアスケート選手として育てられる。そしてトーニャは1991年の全米フィギュアスケート選手権で米国人で初めてトリプルアクセルを成功させ名声を得るが、92年に元夫のジェフ(セバスチャン・スタン)がライバルのナンシー・ケリガンを襲撃する…。「ラースと、その彼女」(id:zom-1:20090125#p1)の監督でかなり期待があった。出て来る人間、クズな人間ばかりで、その中の生きていく事への視点はこの監督らしく人間味があって面白い。妄想入っているショーン(ポール・ウォルター・ハウザー)がいいな。ドラマだけでなく、映像表現も素晴らしく、氷上のダイナミックなカメラの動きは凄い。初めてのトリプルアクセルから喜び方へカメラの寄りとかシビれた映像。それも実際の演技の録画映像と比較するとぴったりの再現感。

http://tonya-movie.jp/