河瀬直美監督脚本編集。エッセイストのジャンヌ(ジュリエット・ビノシュ)はアシスタントの花(美波)と奈良吉野の山奥を訪れ、山守の智(永瀬正敏)、アキ(夏木マリ)と出会う。ジャンヌは精神的な苦痛を取り除くビジョンという薬草を探していると言う。ジャンヌはアキとしばらく暮らす事になり、やがて鈴(岩田剛典)が現れるが…。河瀬直美の映像の作りの綺麗さは相変わらず。だが、内容は予告編の印象とはかなり違う気がした。ラストの方までこれがミステリー、スピリチャル、SFどこに転んでいくのかまったく分からない展開にやや戸惑う。夏木マリは怪演って感じ、ビノシュと永瀬正敏は安定した演技だが、岩田剛典はやや浮いてるかな。
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