電子竹林:Blog

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「検察側の罪人」

原田眞人監督、雫井脩介原作。新人検事の沖野(二宮和也)は、事務官の橘沙穂(吉高由里子)とともに刑事部の最上(木村拓哉)の部下となる。沖野は蒲田の老夫婦刺殺事件の担当となり有力容疑者とみられていた弓岡(大倉孝二)の取り調べを行うが、捜査線上に浮かんだ倉重(酒向芳)は 23年前の女子中学生殺人事件の有力容疑者だった…。原作は未読、多分、原作は登場人物ももっと複雑に入り組んだ書き込みをしているんだろう。その辺はうまく整理されている様に感じる。予告編からはジャニーズ的な心配しかなかったけど、最初の5分から原田眞人らしい切れ味鋭い映像で気合いが入る。善悪を超えた社会派な作りはなかなか好き。スッキリとした勧善懲悪な物語が好きな人にはオススメしないけど。

http://kensatsugawa-movie.jp/