グスタフ・モーラー監督脚本。警察官アスガー・ホルム(ヤコブ・セーダーグレン)は翌日の裁判を控え、緊急通報指令室オペレーターとして働いていたが、誘拐されたという女性イーベン(イェシカ・ディナウエ)からの電話を受ける…。サンダンスの観客賞のデンマーク映画。オペレーターとの会話だけという低予算の作りながら、いいサスペンス味を出しているのが素晴らしい、驚き。2010年スペイン映画「リミット」を連想させる。展開も意外性があって飽きさせないテンポ感、最後もいい。ただ聴覚からだけでの解決って話で、「音の手がかり」(デイビッド・ローン)並みのを予想してたけど、そこまでないのは残念だったが。
