キャシー・ヤン監督、チャック・ディクソン+ゲイリー・フランク原作「バーズ・オブ・プレイ」。ジョーカーと別れたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)は、恨みを持つ大勢から狙われ、大物犯罪者のシオニス(ユアン・マクレガー)に捕まる。ハーレイはバーティネリ家の財宝の場所が隠されたダイヤを取り戻すことを約束し、スリのカサンドラ(エラ・ジェイ・バスコ)、刑事モントーヤ(ロージー・ペレス)がいる警察署を襲い、やがてクラブの歌姫ダイナ(ジャーニー・スモレット＝ベル)や殺し屋ハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の運命が絡み合ってくる…。「スーサイド・スクワッド」の一番人気、ハーレイで独立した映画。娯楽作としてはまあまあだけど、ちょっと古臭さも感じる。女性が主人公で遊園地とか派手でキュートでインスタ映えする所で大暴れして、男たちを打ち負かすって構図。これなら大人気でしょって気持ちが透けて見えてしまう。人種的にも配慮しているし。マーゴット・ロビーはまだ29歳だけど、「スーサイド・スクワッド」の時よりは随分と疲れてしまった印象。一応、DCコミックの原作「バーズ・オブ・プレイ」があるのだけど、メンバー的には色々と交錯している。
