電子竹林:Blog

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「ペイ・フォワード 可能の王国」- Pay It Forward -

ミミ・レダー監督、レスリー・ディクソン脚本、ケビン・スペイシーヘレン・ハントハーレイ・ジョエル・オスメント、ジェイ・モアー、ジェイムズ・カビーゼル、ジョン・ボン・ジョヴィ。主人公の中学一年のトレバー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、母(ヘレン・ハント)との二人暮らし。新しい社会科教師のユージーン・シモネット(ケビン・スペイシー)の"世界を変える方法"という課題に、一つのアイデアを出し、実践していく。シンプルなアイデア、非常にピュアな少年が、現実に向き合う事になるのがリアルでいい。「ディープ・インパクト」でも、パニックものでありながら優しい視点を忘れなかったミミ・レダーらしい、今度はストレートな感動作。ラストに関しては余りに平凡なオチだったが、その後の最後までのシーケンスは素晴らしく、いい余韻を残した。ただ「フィールド・オブ・ドリームス」のラストを連想させてしまうのが難点。