本広克行監督、笠原真樹原作「群青戦記」。滋賀県の私立星徳高校は全国的なスポーツ強豪校。ある時、落雷とともに校舎ごと戦国時代にタイムスリップ、織田信長(松山ケンイチ)軍勢の野武士の襲撃を受け、校内はパニックに陥る。弓道部の西野蒼(新田真剣佑)、瀬野遥(山崎紘菜)、剣道部の松本考太(鈴木伸之)たちは集まり防衛するが、人質を取られる。そして蒼たちは後の徳川家康である松平元康(三浦春馬)と手を組むことになる…。週刊ヤングジャンプの原作は未読。半村良原作の「戦国自衛隊」みたいに設定的には面白くなりそうと思ってたけど、なんか平凡。殺人ゲームものみたいに無駄死に多すぎ、残酷さを楽しんでいるようにも思える。仲間、友情、犠牲というジャンプ的な構図が見えるのも、うんざりする。舞台は桶狭間の戦い直前なので1560年。「戦国自衛隊」、「戦国自衛隊1549」 よりはちょっと後の時代。三浦春馬はいい役と演技(rip)。
