電子竹林:Blog

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「TOVE トーベ」-Tove-

ザイダ・バリルート監督。1944年フィンランドトーベ・ヤンソン(アルマ・ポウスティ)は、有名で厳格な彫刻家の父(ロベルト・エンケル)の元を離れ、一人アトリエで暮らし始める。また政治家アトス・ヴィルタネン(シャンティ・ルネイ)と交際していたが、舞台演出家ヴィヴィカ・バンドラー(クリスタ・コソネン)と出会い惹かれていく…。ムーミンの誕生秘話みたいな事を期待していると残念かもしれない。フィンランドの戦中戦後の社会、女性の芸術家の立場、同性愛などがメインになってくる。実話ベースであるので、全体には淡々と進んで盛り上がりには欠ける。個人的には嫌いじゃないが興味ない人には余計退屈な印象を受けるかも。トーベの人生については、埼玉のムーミンバレーパークでの知識が結構あったから素直に観られた。

http://klockworx-v.com/tove/