電子竹林:Blog

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「弟とアンドロイドと僕」

阪本順治監督。ロボット工学社の桐生薫(豊川悦司)は大学で教えながら、古い洋館で自分のアンドロイド開発に没頭していた。ある時、腹違いの弟(安藤政信)がやってくる。また寝たきりの父(吉澤健)、駅であった少女(片山友希)が絡んでくるが…。ほとんど豊川悦司の一人舞台、セリフも説明もすくない謎の展開に引きつけられ、面白い。万人には勧められないけど、まあまあ好き。黒板の両手板書とか、本田博太郎のヘンな演技とかのディティールも楽しい。全体には1980年代っぽいかなあ。阪本順治らしいと言えばらしい。これは阪大の石黒教授がモデルなの??と思ってた、違うけど^^。

https://movie.kinocinema.jp/works/otoutoandroidboku