電子竹林:Blog

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「シラノ」-Cyrano-

ジョー・ライト監督、エドモノド・ロスタン原作。17世紀のフランス、剣豪で詩人のシラノ(ピーター・ディンクレイジ)は、同郷のロクサーヌ(ヘイリー・ベネット)に想いを寄せていたが、自分の外見のためにそれを告げられないでいた。そして、シラノは新人隊員クリスチャン(ケルビン・ハリソン・Jr.)がロクサーヌに一目惚れしていることを知り、手紙を代筆することになるが…。ちょっと捻った「シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!」、時代を変えた「愛しのロクサーヌ」を入れて、映画化で観たのはこれが5作目か。なんと言っても、デカ鼻という設定を変えて、ピーター・ディンクレイジでやるのが凄いと思った。一気にリアルな物語に感じられる。いままで何で出来なかったのかと思わせた。ディンクレイジも「パーフェクト・ケア」の助演から、今度で主演で乗りの乗っていて素晴らしい。エリカ・シュミットの2018年ミュージカル版をベースにしているが、ミュージカルでなくてもいいんじゃないか。シラノがリメイクされるたびに、日本ではなんで「無法松の一生」がリメイクされないのかなと思う。しかし日曜なのに観客三人だった..

https://cyrano-movie.jp/