電子竹林:Blog

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「耳をすませば」

平川雄一朗監督脚本、柊あおい原作。月島雫(清野菜名)は出版社で働きながら小説家の夢をあきらめていなかったが、恋人の天沢聖司(松坂桃李)はすでにイタリアでチェリストとして活躍していた。幼馴染の竜也(山田裕貴)、夕子(内田理央)の結婚を目前としたころ、雫と聖司の再会の約束である十年後の1999年が近づくが…。そもそもジブリ版アニメが原作からかなり改変があるが、これはジブリのアニメ版の実写化に近く、さらに十年後のオリジナルストーリーを加えたような構成。なぜか聖司のバイオリンがチェロに変更され、"カントリーロード"も"翼をください"に変わっている。歌とチェロのシーンだけはよかったが、他は平凡だな。なぜリメイクしたのか全くの謎。中学時代の雫(安原琉那)、聖司(中川翼)のところだけでリメイクした方がまだ、マシだったんじゃないかなあ。

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