ギャレス・エドワーズ監督脚本。2055年ロサンゼルスで核爆発を引き起し、AIと人類の戦争が続く近未来。2065年、特殊部隊のジョシュア(ジョン・デビッド・ワシントン)は謎のAI開発者ニルマタと娘と思われるマヤ(ジェンマ・チャン)、ハルン(渡辺謙)たちがいるニューアジアに潜入していたが、米軍の奇襲攻撃を受け任務は失敗する。5年後、ジョシュアはマヤの生存を知り、新兵器破壊の作戦に参加するが、それは少女の姿をしたアルフィー(マデリン・ユナ・ボイルズ)だった…。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の監督脚本ってトコが期待。AI対決ものであるけど、哲学的、倫理的、宗教的なテーマが深い。AIであるシミュラントは、「ブレードランナー」のレプリカントの連想させる存在。米軍の残酷さも恐ろしく、軌道宇宙防衛の兵器ノーマッドの存在感は圧倒的だった。全体には軽快なエンタメになっている。あとマヤの帽子がカワイイ上に、象徴的ないいアイテムになっている。個人的にはかなり好きな映画。近未来は、そこら中ですごく変な日本語が溢れているが、あれはワザとなのか??
