電子竹林:Blog

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「おまえの罪を自白しろ」

水田伸生監督、真保裕一原作。政治家一族である宇田家の次男・晄司(中島健人)は、建築会社を倒産させたのちに国会議員の父・清治郎(堤真一)の秘書として働いていた。長男の揚一朗(中島歩)は埼玉県議、妹の麻由美(池田エライザ)の夫は市議の緒形恒之(浅利陽介)で初美(尾野真千子)たちボランティアと選挙準備中。そんなころ、真由美の娘・柚葉(佐藤恋和)が誘拐されるが、要求は清治郎が犯した罪を告白するというものだった…。原作未読なのでうまく比較できないが、映画としては中途半端かなあ。政治モノとしては中途半端だし、犯罪モノとしても中途半端。人間ドラマはかなり弱い。特に、それぞれの心情ってものが見えてこないところは不満。犯人の過去や動機はイマイチ納得できない。よって最後にはモヤモヤ感が残る。あと、演技がみんなオーバーアクションなのは、監督のせいじゃないか。

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