電子竹林:Blog

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「愛にイナズマ」

石井裕也監督。折村花子(松岡茉優)は自分の家族を題材に映画監督デビューを目指し撮影を始めたころ、偶然に舘正夫(窪田正孝)と出会う。花子はプロデューサーの原(MEGUMI)、荒川(三浦貴大)に裏切られ、独自に映画を作ることに決め、長男の誠一(池松壮亮)、次男の雄二(若葉竜也)、正夫とともに疎遠な父・治(佐藤浩市)の住む家へ向かうが…。石井裕也監督によるオリジナル脚本というところは期待。「アジアの天使」よりさらに、のびのびと撮っていて、監督らしさが出た映画に感じる。松岡茉優窪田正孝演じるキャラがとにかくまっすぐでイイ。映画業界、コロナ、その他のいろいろに対する視線も好き。映画プロデューサー、誠一の社長(高良健吾)などなど、悪役も分かりやすく悪役だが、いかにもそこらに居そう。特に携帯ショップの女(趣里)のキャラはイラってくるが、面白い。

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