電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

2001-11-02から1日間の記事一覧

「2020年からの警鐘2 怠慢な日本人」

日本経済新聞社編 日本経済新聞社。出版は同じ1と同じ1997年。日本経済新聞連載の「地球プロブレム」、「未来への創業」、「怠慢な納税者」」、「土地の反逆」「教育が見えない」、「技術立国の幻」、「ニホンゴキトク」に「日経2020年委員会」委員の投稿を…

「2020年からの警鐘 日本が消える」

日本経済新聞社編 日本経済新聞社。「人口ピラミッドがひっくり返るとき」に続いて未来予測の本。2020年の日本や世界の姿を描き、そこから遡って今の経済や社会のありようを考えるという手法を使っている。日本経済新聞に連載された「2020年からの警鐘」シリ…

「21世紀の10大技術 - 社会と生活はどう変わるか」

森谷正規 日本放送出版協会。続いて未来予測の本だけど、これは技術予測の本。近未来の生活、20~30年後には実現し広く普及しているだろう技術を取り上げ、近未来社会のありうる姿を描く。内容的には、燃料電池自動車、コジェネレーション、大深度地下利用、…

「モノを整理してすっきり暮らす -捨てられないひとのための生活術」

阿部絢子 大和書房。内容的には当たり前の事ばかりで、知っている人はすでに実践しているような気がする。「捨てる!技術」に近いかもしれない。衣類、靴、ハンドバック、アクセサリー、化粧品、消耗品、寝具、写真・ビデオ・CDなどなど各論としては細かく解…

「香港的電飾」

二代目一条さゆり 筑摩書房。ストリッパー二代目一条さゆりは、香港の明星オタクだって事は知っていたけど、そのアイドルおっかけ的な視点の香港エッセイ集。食、ショッピングといったふつうの香港モノと違い、一風変わっている。そもそも明星迷として、かな…

「ハンマー・オブ・エデン」- The Hammer of Eden - Ken Follet

ケン・フォレト 矢野浩三郎訳 小学館「第三双生児」の次作。カルフォルニア州、シルバー・リバー・バレーの自然の中で暮らすコミューンのリーダー、プリースト<祭司>は自分たちの生活を守るため、「ハンマー・オブ・エデン」というグループ名で地震を起こす…

「夢の痕跡 20世紀科学のワンダーランドに遊ぶ」

荒俣宏 講談社。「クォーク」に1991/8~1993/9に連載したもの。前半はドイツ、後半はアメリカの博物館をネタにした科学のエッセイ。内容は多岐にわたり、オフセット印刷、ベンツの祖先である自転車、グライダーのリリエンタール兄弟、コンピュータのフォン・…

「本当にあった海外旅行の話」

高木暢夫 NHK出版。著者は元ツアコン。「NHKラジオ英語会話」テキストに1990年4月号より2年連載されたものに加筆したもの。ツアコンものと言っても、「添乗員奮戦記」の岡崎大五の様にトホホな内容でもなく、それなりにまとも。内容にはそれほど派手な事件も…

「行ってはいけないアジア」

竹内書店新社アジア編集部編 竹内書店新社。全体は7章で「いてはいけない」、「訪ねてはいけない」、「入ってはいけない」、「食べてはいけない」、「買ってはいけない」、「泊まってはいけない」、「乗ってはいけない」。それぞれ、ごく当然の知識から、そ…

「木島日記」

大塚英志 角川書店。昭和10年代、民俗学者の折口信夫は、仮面の怪しい古書店主・木島平八郎に出会って以来、身の回りに奇怪な事件が起こっていく…。コミックの原作を、本人がノベライズしているもの。まあ面白い部分もあるが、文章としては軽すぎ。人魚、反…

「ビーイング・デジタル」 ☆- Being Deigital - Nicholas Negroponte

ニコラス・ネグロポンテ 福岡洋一訳 アスキー出版局出版された時に読んだけど、MITメディアラボのセミナーに出たのを機会に再読。出版自体は6年前、内容的には10年前以上からメディアラボでは言われていた事だけど、今でもまるで古さを感じさせない。この先…

「ショコラ」- Chocolat - Joanne Harris

ジョアン・ハリス 那波かおり訳 角川書店映画「ショコラ」の原作。基本的には同じ話ではあるが、映画ではビィアンヌとルーの恋物語に比重が多くかかっていたのに対して、原作ではビィアンヌの背景が細かく描かれていたり、レノー神父(映画でのレノ伯爵)の思…

「エア・フレーム-機体-」下- Airframe - Michael Crichton

マイケル・クライトン 酒井昭伸訳 早川書房

「エア・フレーム-機体-」上- Airframe - Michael Crichton

マイケル・クライトン 酒井昭伸訳 早川書房香港からデンバーへ向かうトランスパシフィックTPA545便で異常事態発生、多数の負傷者と死者が出る。事故機を生産したノートン社は、ボーイング、ダグラスと並ぶ航空機業界大手。その品質保証部の事故原因究明チー…