電子竹林:Blog

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「スリーパーズ」 上下 - Sleepers

ロレンゾ・カルカテラ。徳間文庫映画の「スリーパーズ」が面白かっただけに、原作は楽しみにしてました。原作はずっと買っておいてあったのだけど、映画の後から読もうと思って。原作も面白かった。構成的には非常に似ていて、面白さも本質的には同じ。ただ、原作の方が、子供の時代のヘルズ・キッチンの描写の詳しさが面白いのだけど、映画の方は法廷劇の書き込み方が面白かったです。これは映画のブラッド・ピットの力かもしれないけど。ヘルズ・キッチンの中で、「ウエストサイド・ストーリ」がどうして嫌われるかってのは、納得出来ます(^^)。