電子竹林:Blog

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「KOKKURI/こっくりさん」

ピンク四天王の一人(と言っても知らないんだけど)の瀬々敬久が監督。この映画が一般向けの第一作で、次が「雷魚」。「雷魚」は観て無いんですが、一般映画はこの2本だけかな?深夜ラジオの影響からこっくりさんを始める3人の高校生。そこから、過去への記憶が目覚めてくる、オカルトっぽくて、サイコ・ドラマ。映像的なこだわりが強く、特に今回は水がテーマだと思うのだけど、そういう面では面白かった。タルコフスキーが「ストーカー」で水にこだわった程の美しさは無かったけど。全体的にストーリが未消化な部分もあるし、テンポは悪い気もするけど、まあ、楽しめました。監督と、脚本の井上紀州青山真治(「Helpless」の監督)のトークショーがありました。