電子竹林:Blog

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「イゴールの約束」- La Promesse -

前評判は色々聞いていたんだけど…、ケン・ローチを継ぐものとか、ネロリアリズムの再来だとかなんとか。本邦初公開のダルデンヌ兄弟が監督。違法な海外労働者相手の商売の父親、イゴールは15歳。事故で死んだ労働者相手の約束が、タイトルの意味。その約束と、父親との狭間での葛藤からストーリが展開していく。ストーリ的にも、表現的にもそれなりにいいものはあったけど、カメラの不安定さや、映像の未熟さがちょっと疲れる。あんまり馴染めない映画だった。