電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「シャ乱Qの演歌の花道」

監督が滝田洋二郎だけあって、無難にうまくまとまっている。ほとんど期待してなかった分、楽しめた(「キャッツ・アイ」があまりにつまらなかったせいもあるけど)ロック・シンガーだった、つんく演じる乱之介。芸能プロにスカウトされるがそこはド演歌の世界。このデフォルメされた演歌の世界がなかなか楽しめる。これはネタとしていい所に目を付けたとしか言い様が無い。そこはかとない演歌への郷愁も感じるところが、やはり日本人っぽい。ラストまで、演出や演技はかなり粗いけど、ノリで楽しめます。つんく演ずる乱之介に対抗するベテラン演歌歌手が、陣内孝則。陣内が元もとはバリバリのロッカーと考えると、この配役はなかなか素晴らしいです(^^)。森高千里が友情出演。森高が映画に出たのって初めてかなあ??あと、シャ乱Qたいせーは役者をやらせるとなかなか味がある事を発見した。