電子竹林:Blog

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「タンゴ・レッスン」- The Tango Lesson -

オルランド」のサリー・ポッターが、自信で監督、脚本、主演をするというのが、なんとも意外。タンゴの名手パブロの踊りに魅せられたサリーが、彼にタンゴを習い、彼自身にも引かれていく。まあ、そういう色恋沙汰はあるんだけど、とにかくタンゴの美しさに見とれていれば、それで面白い映画。最初の方で、サリー自身が書く脚本のイメージを入れたり、パブロを使って映画を撮る話が出てくる辺りでは二重構造、あるいは自己言及という複雑な面白さを持っているのが、ちょっといい。パブロ・ベロンとサリー・ポッターの関係は実話だという事。