1998-01-01から1日間の記事一覧
自分の趣味としては合わないけど、考えさせる部分が多いし、それが成功しているのが判る。そのポイントというのは、小さく効果的という事かな。マーケティングの効果か、完全に子供に的を絞っている映画作りをしている。話を壮大にしない。前回の「モスラ」…
ウディ・アレンがミュージカルというのが意外だったが面白かった。この数年、彼のはあまり面白いと思わなかったのだけど。ワイヤーワークや、おまけに合成どころか、モーションキャプチャまでハイテクを駆使しているのが面白い。
監督はTV界出身のティム・フェイウェル。モンロー映画は多いけど、精神的に不安定だったというストーリをさらに膨らませて、多重人格まで暗示しているところがこの映画のポイント。題名からそれが判ります。この映画はモンローの多重人格性を、二人の女優を…
スピルバーグの「ジュラシック・パーク」、米国でベストセラーになった「ネアンデルタール」をパクって、大ヒットを狙った映画…なんだろうか??北京原人を現代に復活させる、生命や自然を人間が扱う事の畏敬の念など、「ジュラシック・パーク」に似たテーマ…
大学は出たけれど、母親と二人暮らし、就職もせずにさえない生活を送るトムが主人公。記憶にない高校時代の友人の葬式に出る事をきっかけに、昔の憧れの女性との再会やらなんやら…。トムの不思議な雰囲気がいい。ヒロインは「エマ」に出ていたグウィネス・パ…
ラッパーのトゥパック・シャクールが主演。ドラッグ絶ちを決めた二人が、延々と役所をたらい回しにされたあげく、殺人事件にまで巻き込まれ、なんだかんだという話なんだけど、結構面白い。役者が魅力的だし、出てくる奴らはみんなどうしようもないのばっか…
「オルランド」のサリー・ポッターが、自信で監督、脚本、主演をするというのが、なんとも意外。タンゴの名手パブロの踊りに魅せられたサリーが、彼にタンゴを習い、彼自身にも引かれていく。まあ、そういう色恋沙汰はあるんだけど、とにかくタンゴの美しさ…
シリーズ三作目は、監督が佐藤嗣麻子から上野勝仁、黒井ミサが吉野公佳から佐伯日菜子に変わった。監督の手腕は明らかに佐藤嗣麻子の方が上だし、佐伯日菜子も暗さはいいんだけど、台詞回しなんかはよくない。「毎日が日曜日」みたいな役だとピタリとはまる…
ジョージ・クルーニ、ニコール・キッドマン主演。ロシアで強奪された核を追う、米軍の大佐と女性科学者。敵役が魅力的でも強力でも無いが、その同期の背景を謎にして引っ張る力が強く、引き込まれる。スピード感があって面白かった。最近のテロリストの映画…
ジャン・レノ主演、イタリアが舞台だけど米国の映画。村の墓地が残りわずか。娘が眠るそばに葬られたいという妻のロザンナの願いをかなえたいジャン・レノ演じるマルチェロが主人公。設定が、お涙ものっぽい割にはマルチェロの行動がヘンで笑える映画になっ…
「エヴァ」の庵野秀明という定冠詞がつく様になってしまった監督だが、これはアニメでなく実写。原作は村上龍。村上龍は、「トパーズ」以来、思いっ切り嫌いになってしまったので、これは原作も読んでいない。しかし、映画として、非常に面白かった。澁谷、…
イマイチ花が無いけど、地味ながらも意外に面白かった。ろう学校の教師、生徒を人質に立て篭った脱獄囚とFBI捜査官の攻防。手話を使った通信や、要求との駆け引きが、緊張感があって面白い。手話のトリックももっと面白くなったと思うし、各キャラクタの人物…
イブ・ロベールの「わんぱく戦争」のリメイク(?)。設定やストーリ的には似たような感じだけど、素朴な感じがやはり面白い。アイルランドの風景や村、素朴な人々がいい。子供だけでなく、大人もいいキャラクタが出ていた。
全然期待していなかったのだけど、意外に面白かった。米国では、都市間をつなぐ広大なハイウェイのために、その恐怖みたいなネタが伝統的にある。元は開拓時代まで遡るのかもしれないが、映画でも「激突」や「ヒッチハイク」みたいなもの。この「ブレーキ・…