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「始皇帝暗殺」 - 荊軻刺秦王-

チェン・カイコー(陳凱歌)脚本監督製作、荒俣宏原作、コン・リーチャン・フォンイー、リー・シュエチン。「花の影」以来の、チェン・カイコー監督。ただし、以前とは打って変わって、壮大なスケールの歴史劇。紀元前3世紀の中国戦国時代、秦王は武力による侵攻を続け、天下統一を進める。コン・リー演ずる趙姫は無血の天下統一を計ろうと燕へと向かう。さらに暗殺者荊軻との恋愛が絡み…。全体に壮大なスケールはいいけど、やはり2時間48分は長すぎてダレてしまい、マイナス。ただ、最初の殺しのシーン、最後の暗殺シーンが非常に上手いと思うので、結果的にはよかった。宰相の呂不韋は、チェン・カイコー監督自身がやっている。