電子竹林:Blog

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「スモーク・シグナル」 - Smoke Signals -

東京国際映画祭コンペティション。クリス・エア監督の長編第一作、アダム・ビーチ、エバン・アダムス主演。アリゾナ州フェニックス、インディアンの居留地に住む青年が主人公。インディアンの10年前に消えた父親の訃報を知り、遺品を受け取りにいく親友と共に旅に出る。ロードムービーとしてはなかなか面白い。相棒のキャラクタから実にいい。インディアンというアイデンティティと、旅する二人のキャラクタが上手く噛み合っていて映画全体にいい雰囲気を出している。インディアンもの(ネイティブアメリカンもの)と言えば、マイケル・チミノの「心の指紋」を思い出す。ティーチインも結構面白かった。「『ダンス・ウィズ・ウルフス』はインディアン映画ではないとか、「我々はネイティブアメリカンなんて言葉は使わずに、インディアンと呼ぶ」とか。ネイティブアメリカンなんて使うのは白人だけらしい(^^;)。