電子竹林:Blog

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「添乗員奮戦記」

岡崎大五 旅行人。「意外体験!イスタンブール」を読んで、ツアコン小説というジャンルの岡崎大五が気にいった。著作は数冊しか出してないので総て読むつもり。これは添乗員時代の体験をベースにした、多分フィクション。実話がどの程度混ざっているか、脚色されているかよく判らない。ランドクルーザーでサハラを疾走する平均年齢65歳のツアーの「疾走サラハ」を始め、「VIP入国作戦」「ハリケーン来襲」「おかしな二人」「バックパッカーで行こう」「涙のアッシジ巡礼」など。ブラックリストに乗っている常連の悪行の数々、ツアー慣れした老人たち、世界中を旅したトラブル自慢など、数々のエピソードがかなり笑える。