電子竹林:Blog

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「パナマの仕立て屋」- The Tailor of Panama - John Le Carre。

ジョン・ル・カレ田口俊樹訳集英社今世紀末に米から返還されるパナマ運河の利権をめぐるスパイもの。主人公は英国仕込みの高級服仕立屋ペンデル、英国情報部員に掴まれた過去の秘密から、スパイの手先となる…。しかし、どうも翻訳が肌に合わなくて物語に乗れなかった。退屈だった。出だし部分はまだ面白かったんだけど。古き時代を思い起こさせるパナマという社会の設定は面白かった。